反論の文例 ~製品破損に対する抗議に対する反論~
反論のメールは、相手のミスや勘違いを正して、お互いの妥協点と利益を探るためのものです。
客観的、論理的に相手の間違いや誤解を指摘し、事実や経緯を説明して責任の所在を明らかにするようにしましょう。
ポイント
- 客観的かつ論理的に責任の所在を明確にする
- 賠償に応じられない旨は、はっきりと述べる
- 先方の講義が筋違いであっても相手の損害を気遣うことばを入れるなどして丁寧な文面にする
反論の文例一覧
- 注文キャンセルの抗議に対する反論(3)
- 納期遅延の抗議に対する反論(5)
- 納期ミスの指摘に対する反論
- 商標権侵害に対する反論
- 支払い遅延の抗議に対する反論(2)
- 価格が高いという抗議に対する反論(2)
- 製品破損に対する抗議に対する反論
- 品違いに対する抗議に対する反論
- 特許権侵害の抗議に対する反論
- 商号類似の抗議に対する反論
- 先方の主張に対する反論
製品破損に対する抗議に対する反論
件名:Re:「プリンタMG-123」返品について(ご回答) ○○株式会社 営業課 佐藤周一様 株式会社山田商事、営業部の山田太郎です。 本日、8日付けメールを拝受いたしました。 7日に納品したプリンタに傷があり、返品を ご希望とのことですが、 今回はそのお申し入れに添いかねます。 ご損害は誠に残念ですが、今回の事故は配送途中で 生じたもの思われるからです。 当方の調査によれば、積載時の検品では傷は 確認されておりません。 また、今回運送を請け負った○○運輸は、 貴社のご指定によるものです。 蛇足ながら、大型商品の取り扱いに慣れた 当社専属の運送業者では、これまでこの種の 事故は皆無でございます。 したがいまして、当社の責任はなきものと考えており、 賠償ご請求は、○○運輸にご提示されるべきと存じます。 以上、ご回答申し上げます。 ------------------------------------------------------ 株式会社 山田商事 営業部 山田 太郎(ヤマダ タロウ) 〒564-9999 大阪府○○市△△町11-9 2F TEL:066-9999-9999(直通) 066-9999-9999 (代表) FAX:066-9999-9999 ------------------------------------------------------