依頼の文例 ~原稿執筆の依頼~
依頼のメールは、相手に頼みごとを了解してもらい、お互いの利益につなげるためのものです。依頼の内容や希望をできるだけ具体的に示し、お互いのメリットになることをアピールしましょう。
ポイント
- 会ったことのない相手に依頼するときは、例を失することのないよう十分注意する。簡単に自社の紹介をすると親切である。
- ていねいな表現で思いを表現し、執筆をひきうけてもらうことが肝心である
- 要領を箇条書きにまとめる。掲載紙の趣旨や内容についての希望などは、必要に応じて補足する。
- 定期刊行物なら、最新号を資料として先方に送るとより親切
一般的な書き方
- 挨拶の言葉を述べ、名乗る
- 突然連絡をする失礼を詫び、原稿執筆をお願いする
- 依頼内容について伝える。別紙がある場合は、詳しくは別紙にある旨も添える
- 引き受けていただけるよう、重ねてお願いする
依頼の文例一覧
- カタログ送付の依頼(5)
- 資料送付の依頼(5)
- サンプル送付の依頼
- アンケートの依頼(6)
- 再提案の依頼
- 講演の依頼(7)
- 新企画の検討の依頼
- 原稿執筆の依頼(7)
- 追加の原稿執筆の依頼
- 新規取引の依頼(4)
- 取材の依頼(4)
- 見積りの依頼(7)
- 振込先の記入の依頼
- 納期繰上げの依頼(2)
- 修理の依頼
- リンク許可の依頼
- 社内資料貸出の依頼
- 日程変更の依頼(6)
- 納期延期の依頼(7)
- コンペティションの依頼
- 業務提携の依頼
- 請求書送付の依頼(3)
- 領収書送付の依頼(3)
- 請求書の金額の確認の依頼
- 不良品返品の依頼
- 技術資料送付の依頼
- 海外市場調査のアポイントの依頼
- 打合せのアポイントの依頼(4)
- 人物紹介の依頼(3)
- 販売強化の依頼
- 値引きの依頼(3)
- 値上げの依頼(2)
- 工場見学の依頼(3)
- 会社訪問の依頼
- カタログ印刷の依頼
- 資料の確認及び返信の依頼(2)
- 資料の修正の依頼(3)
- 金額訂正の依頼
- 会合参加への依頼
- 支払日延期の依頼(2)
- 展示会出品の依頼
- 人の紹介の依頼
- 広告掲載の依頼
- 入会取り消しの依頼
- 急ぎの仕事の依頼(4)
- 急ぎの打合せの依頼(2)
- 取引先紹介の依頼
- 取引先への紹介の依頼
- 製品追加を再検討の依頼
- 遠方の取引先への依頼
- ホームページ制作の依頼
- 初めて連絡する場合の仕事の依頼(2)
- 担当者変更の依頼(2)
- 契約更新の依頼
- お願いしにくいことの依頼
原稿執筆の依頼(7)
原稿執筆の依頼(1)
件名:広報誌「○○○」原稿執筆のご依頼 はじめてメールを差し上げます。 突然メールでご連絡申し上げる失礼をお許し願います。 竹田様のホームページを拝見し、ご連絡申し上げました。 じつは、弊社広報誌「○○○」で「環境問題の現在」をテーマに特殊を 組こととなりました。 つきましては、数々の環境問題の研究、実践に取り込まれていらっしゃる 竹田様に、原稿をご執筆賜りたくお願い申し上げます。 テーマや締め切りなどは下記のとおりです。 記 テーマ:「環境問題の現在」 原稿量:XXX字(400時詰原稿用紙○枚) 締切:平成○○年○○月○○日 謝礼:○万円 ご多病中、恐れ入りますが○月○日までに山田にまでご返答いただければ 幸いです。 なお、郵送にて過去の広報誌「○○○」をお送りいたしましたの、 ご参照ください。 ------------------------------------------------------ ~ 署名省略 ~ ------------------------------------------------------
原稿執筆の依頼(2)
件名:弊社社内誌へのご執筆のお願い ○○○○○ 先生 はじめてメールを差し上げます。 当方は、株式会社○○○○○が発行いたします社内誌「○○○○○」 編集部でございます。 年間○○冊を弊社従業員向けに発行しております。 さて、 このたび○○月号におきまして、近年注目を集めている○○○○○を テーマとしました特集を組むこととになりました。 つきましては、○○○○○の最高権威であり、献身的に取り組まれている ○○○先生に、ぜひとも執筆を賜りたく、謹んでお願い申し上げます。 テーマ、締め切り等の詳細につきましては、下記の通りです。 追って、弊社担当者よりご連絡の上、ご説明させて頂きます。 ご多用中誠に恐縮ですが、ご高配を賜りますようお願い申し上げます。 先ずは書中を以てお願いを申し上げます。 ■テーマ ○○○○○ ■原稿枚数 400字詰め原稿用紙20枚以内 ■原稿締切 ○○月○○日 ■原稿料 400字詰め1枚につき○○円 以上 ------------------------------------------------------ ~ 署名省略 ~ ------------------------------------------------------
原稿執筆の依頼(3)
件名:寄稿のお願い(社内報) ○○○株式会社 織田様 株式会社 山田商事の山田太郎です。平素は大変お世話になっており、 ありがとうございます。 さてこの度、弊社社内報「コンパス」にて、お取引先の「熟練の技」を お持ちの方を紹介するページを設けることにしました。 そこで、ぜひ織田様にご執筆をお願いしたく存じます。 織田様の卓越した技術は業界でも定評があり、弊社社員に織田様のお言葉を 学ばせたいと思います。 ご依頼の概要は以下の通りです。 ・テーマ 「修業時代の私」新人の頃のご苦労、ご努力などを中心にお書き いただければ幸いです。 ・文字数 2000文字から2500文字程度 ・締切 8月30(木)必着にてお願いいたします。 なお、ご執筆くださった方には心ばかりではございますが、粗品を お贈りいたしております。 ご多忙のところ強縮ですが、ご協力のほどお願い申し上げます。 ------------------------------------------------------ ~ 署名省略 ~ ------------------------------------------------------
原稿執筆の依頼(4)
件名:月刊「○○○○○」原稿のお願い 織田先生 株式会社 山田商事の山田です。 先ほどは突然お電話をいたしまして、失礼をしました。 原稿ご執筆のお願いをご快諾くださいまして、誠にありがとうございました。 お願いしたい内容は下記の通りでございます。 ■掲載誌 弊社PR誌「○○○○○」12月号 ■テーマ ○○○○○について ■原稿執筆 1,500字程度 ■締め切り 11/10 ■ご謝礼 200,000(源泉込み) ※文字数に関しましては、多少前後しても結構です。 ※WordまたはExcelファイルでいただけましたら、助かります。 お忙しいところ恐縮ですが、なにとぞよろしくお願いいたします。 ------------------------------------------------------ ~ 署名省略 ~ ------------------------------------------------------
原稿執筆の依頼(5)
件名:現行執筆のお願い ○○○○先生 時下、先生にはご清祥のこととお喜び申し上げます。 株式会社 山田商事の山田太郎と申します。 突然のお願いで恐縮ですが、現行の執筆をお願いいたしくたく、 ご連絡を差し上げました。 「月刊○○○○」では、来月○月号の特集として「○○」を 取り上げることになり、その分野において多数の著書を ご執筆なさっている先生に、ぜひご寄稿賜りたく、 謹んでお願い申し上げる次第です。 特に最近の「○○」の動向について、 詳しい分析を行いたいと存じます。 テーマ、締め切り、現行枚数、原稿料につきましては 別紙のとおりです。 ご多用中、勝手なお願いで誠に恐縮ではございますが、 何卒お引き受けくださいますよう伏してお願い申し上げます。 ------------------------------------------------------ ~ 署名省略 ~ ------------------------------------------------------
原稿執筆の依頼(6)
件名:〇〇旅行広報誌「×××」原稿執筆のお願い 吉田 博信様 はじめまして。東海旅行株式会社 広報部の山田と申します。 まずは突然メールを差しあげる非礼をご容赦ください。 さて、このたび弊社広報誌『×××』12月号において、 「だから私は冬旅に出る」というテーマで特集を 組むことになりました。 つきましては、カメラマンとして日本中を旅されている 吉田様に、冬におすすめの旅先やその根拠となっている 思い出についてぜひご寄稿いただきたく お願い申しあげる次第です。 詳細は下記のとおりになっておりますので、 ご検討いただければ幸いでございます。 なにとぞ、よろしくお願い申しあげます。 1.内容 冬におすすめの旅先 2.原稿量 1,600字 3.〆切 10月31日(金) 4.原稿料4万円 ------------------------------------------------------ ~ 署名省略 ~ ------------------------------------------------------
原稿執筆の依頼(7)
件名:「○○ウーマン」原稿執筆のお願い 司馬遼子先生 「○○ウーマン」編集部の山田です。 いつも大変お世話になっております。 このたび「○○ウーマン」8月号では、 「新入社員のみなさんにエールを送る!」をテーマに 社会人になってから役立つ情報を特集することとなりました。 司馬先生の原稿は、私どもの雑誌のなかでも 「世相を反映しつつ、かつ役立つ情報が満載」と 毎回好評を博しております。 今回も「ぜひ知っておきたいビジネスマナー」について、 ご執筆を賜りたいと存じております。 詳細は下記のとおりとなっております。 お忙しい中、誠に恐縮ではこざいますが、 ご都合をお知らせいただけると幸いです。 なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。 記 1 テーマ「ぜひ知っておきたいビジネスマナー」 2 原稿量○○○字 3 締め切り:○月○日 4 原稿料○万円 ------------------------------------------------------ ~ 署名省略 ~ ------------------------------------------------------
語彙力UP+表現
フレーズ | 使用例 |
---|---|
より丁寧な言い方で依頼する場合 | ○○の依頼をお願いできましたら幸いでございます。 |
面識のない相手に依頼する場合 | はじめてのご連絡で失礼いたします。○○株式会社の××でございます。 |
日時も含めて依頼する場合 | ○月○日(○)に××を予定しておりますが、お引き受けいただくことはできますでしょうか。 |
引き受け可能かどうかを聞く場合 | ○○の依頼をさせていただくことは可能でございますでしょうか。 |
多忙な相手を気遣う場合 | ご多用の折、恐れ入りますが、よろしくお願い甲し上げます |